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「姫武将政宗伝 ぼんたん!!」/「信長協奏曲」

外は雨なのに洗濯機の中には汚れモノがたまってて、うあ~どうしよ~~・・・
ってなってる夢で目が覚めました。おお~おそろしや。
でも実際は娘が中学に入って、洗濯物自体は減りました。制服バンザイ。毎年のこの梅雨の時期の悩みがひとつ、緩和されました。
しかしそのかわりに、新たな悩み事が。
娘が反抗期に突入してしまい、親子間のコミュニケーションが取り辛くなったことと、
なぜかずっと右腕が痛いこと(ダンナいわく「40肩の始まりじゃね~の?プププ(=m=)」)、
そしてニック・ロウが8月に来日なんだそうですが、行くか行かぬか迷ってる、ということです。
ニックさん、どんどんシブシブの方向へ行ってしまってるので、もうわたしなんかじゃ着いて行けそうにないんですよね・・・
でもそうこうしてるうちに、チケット売切れてしまうだろうな・・・う~ん・・・
若いころはコンサートとあれば、お気に入りはもちろん、大して知りもしないミュージシャンでも興味だけで即チケ買いしてたのになあ…あの行動力はどこへ行ったのかしら…。

そんなこんなでデブ症、いや出不精、いや両方か、が、加速しております今日この頃、
家事&猫の世話の合間に、ドラマ見るか本読むかマンガ読むかの毎日です。
さてここ最近「歴女」がブーム、だそうですが、残念ながらわたしは戦国武将にも幕末偉人にも興味が持てないので、戦国BASARAは結局ノれないままだったし、毎回話題の大河ドラマすら見ないという、非国民レベルの日本史オンチです。
しかしそんなわたしにも大変楽しく読める2作品がこれです。


「姫武将政宗伝 ぼんたん!!」

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作者の阿部川キネコさんは4コマ雑誌でよく連載をしてはって、正直アタリハズレがあるのだけど、アタリ作品(ワタシ的には「お菓子な片想い」「キコとミコ」)はメチャメチャ好きなので、これはどうかな~と買ってみたら見事アタリ作品でした。
こちらの主人公は独眼竜といわれた武将、伊達政宗です。しかしこのマンガでの正宗は、実は女の子!(笑)
伊達家の第一子として生まれた「萩姫」は、男勝りのおてんば、でも気持ちのやさしい利発なお姫様。両親に愛されのびのびと育っていましたが、疱瘡に罹り一命を取り留めるも、片目を失ってしまいます。いくらおてんばとはいえ女の子、片目を失った己の姿に深く傷つくに違いない・・・そこで父の輝宗は彼女の名を「梵天丸」と変え、伊達家の長男として生きていかせよう、と決心します。
「リボンの騎士」「ベルばら」の流れを汲むいかにもマンガらしい設定だし、絵柄もお目目キラキラの少女マンガちっくなので、一見「伊達政宗」を使っただけのコメディマンガなのかなーと思わせますが、これがなかなかそうではないです。
男女の境を越えて戦乱の世に天下を目指すひとりの武将としての伊達政宗の、戦いを経験するごとに成長する姿と心の葛藤をていねいに描いててすごく面白いです。
キネコさんは基本、ギャグ寄りの作家さんなのでこの作品にも笑いが随所に織り込まれてますが、シリアスな心理描写も熱く表現されてて、その剛柔のバランスがイイんですよー。歴史上実在の人物、しかも現代でも人気の高い人物を「実は女の子でした~!」などという突拍子もない設定にしながら、それをちゃんと史実の流れに沿いつつ作者の想像を広げまとめてる上手さに驚かされます。
ここで描かれる伊達政宗はいわゆる「男装の麗人」ですが、自分が本当は女性だということはちゃんと意識しつつも、武人としての優れた才覚を持って生まれてきた、ということも自覚しており、感じやすい心はあってもメソメソしたところがありません。
実は女の子、というぶっとび設定でありながら、女性/男性、ということを意識させずに読ませるのがすんごいなあ~と思うんですよ。「中性的」ってのでもないんですよね~・・・凛々しく、愛らしく、聡明で、強く、そして儚い美しさを持った、実に魅力的な人物として表現されています。そりゃー愛姫もベタ惚れようってモンです(笑)
でもでもやっぱ身体は女の子なんだよね・・・さてこの先、愛姫がそのことをいつ知るのか?知って(あるいは知らないままで?)どうなるのか?子を成すのはどうするのか??
片倉小十郎とのビミョ~~~~~~~な関係も楽しみです。(わたしとして色恋になって欲しくはないですが)
コチラで第一話が試し読みできます。



「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」

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あだち充、高橋留美子、荒川弘が大絶賛、と何かで読んで、記憶には残ってたタイトルでした。
近所の本屋で「お試し読み」があったので、興味本位で読んでみたらこれがまあー面白いのです。
勉強が嫌いで学校もイマイチつまらない、まさに現代っ子の高校生・サブローがタイムスリップで室町時代へ飛ばされ、そこで出会った『品行方正だが身体が弱いため、織田家をひそかに出ようとしている途中の信長』から、
「顔がそっくりだから、代わりに「信長」をやってくれ」と頼まれてしまいます。
現代っ子でヤンチャ者、おまけに歴史の知識もかなりアヤシイサブローですが
「信長って天下取ったんじゃなかったっけ?じゃあそのとおりにしなくちゃ。歴史を変えちゃいけないじゃん?」
という責任感??のもと、当時の人々にはない発想と行動力(?)で、天下をとるべく動き出す・・・
というのがあらすじです。
信長の、当時の人たちには「うつけ」といわれたほどの自由な発想=実はタイムスリップした現代人高校生だったから~!というなんとも突拍子のない設定ですが、
たまたま上手くコトが運んでるだけで、サブロー自体やっぱりただの「うつけ」なのか、いやいや実は結構賢いのか、と思わせる魅力や、作者の、信長を囲む歴史上の人物の解釈の面白さとあいまって、あまり深く考えさせず楽しく物語の中に入っていけて、とても面白いです。
作者は石井あゆみさんという新人の女性漫画家さんなのですが、絵がね、独特なんです。技術的にうまいのかどうなのか微妙さを感じさせるんですが、何より特徴的なのは「昭和感」なのですよ。特に女性キャラなんかどうかしたら昭和のエロ漫画的な匂いも感じさせる絵柄で、月間とはいえ到底「少年サンデー連載」って感じじゃないんです。(ダンナも「これモーニング連載?」と言ったww)
しかし驚くことに、人物も背景もみなひとりで描いてはるんだそうで・・なんと今どきアシスタント無し、だそうです。そしてよくよく見たら、ほんま手描きなんですよ~スクリーントーンとかあんまり使ってないし、カラーページも手塗りっぽい。いつの時代の新人?!って思っちゃうんですが、いやこれだけ背景も描けるんだったらやっぱうまいのか・・う~んよくわかりません。
まあ絵って、美術的な上手さと漫画・イラスト的な上手さは一緒ではないし、一枚イラストの巧さと漫画を描ける上手さはまた違うと思うので、一方面からは判断できないですね。
ただハッキリ感じられるのは、この絵柄だからこそこのマンガは面白いんだろうな、ということです。人物の描き分けはハッキリしてるし、キャラの表情が豊かなので、セリフに頼らず絵で読者に伝える部分も多いです。ああやっぱり上手いのか。(そういえばわたし、「あさきゆめみし」は途中で誰が誰か、ごっちゃになっちゃってたなあ・・・さすがの大和和紀大先生でも、それぞれ印象的に描き分けるのは難しかったということか・・・いやわからんくなってたのわたしだけか・・・)
歴史マンガなので、基本シリアスなわけですが、身分の上下を気にしない現代っ子らしいサブローののんきさや、ほめられると喜ぶ前田犬千代(「犬」だからほめられるの嬉しいのか?w)や、信長と「でぇと」するのが何より楽しみな帰蝶のかわいさなど、笑いが随所に盛り込まれてほのぼのしてるもの良いところです。なんでタイトルが「信長協奏曲」なのか、ってのは3巻末~4巻でハッキリするのですが、なるほどな~と納得します。
個人的には、実は・・・の木下藤吉郎が今後、心情的に行動的にどうなるのかが非常に楽しみです。史実では結局、信長はあと一歩で天下取れないわけですから、そこもどうするのかなーと、予想しながら読むのもまた楽しいです。
コチラから第一話が試し読みできます。


2作品合わせて読めば、日本史の復習がなんとなく出来ちゃいます(笑)
いやぁ~日本のマンガ文化ってほんと、素晴らしいですよね~!!

追記:
リック・スプリングフィールド王子が8月に来日だそうです!これは行こうかなっ!!(どミーハー)

テーマ: 漫画の感想 - ジャンル: アニメ・コミック

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