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小学校時代2/わたしのRosemary Rose

小1の2学期で、クラスの再編成が組まれました。
新しいクラスではじめて出来た友達は、清水さんという、女の子でした。

彼女はストレートのロングヘアで、スリムで、おとなっぽく、
天パーで、コロコロしてて、ガキくさいわたしとは、正反対でした。
そして何より違っていたのは、
彼女は5人兄妹の真ん中で、
わたしはひとりっこ、という点でした。

上を見ればほとんどオトナの世界に住む兄や姉、
下を見れば世話を焼かねばならない弟たち。
そんな環境が彼女を大人っぽく、クールに育てたのでしょう。
イラストが上手という特技もあり、彼女はまさに自分と正反対の、魅力的な女の子でありました。

わたしの旧姓は「篠原」なので、仲良くなったキッカケは出席番号順です。
ある日、登校したわたしは彼女に「清水さん」と呼びかけるつもりが、
「しんみん!」と呼びかけてしまいました。
驚いた表情で振り返る彼女。
「あ~しまった。ヘンなこと言っちゃった・・・」
全く言うつもりではない言葉だったので、内心非常にうろたえるわたしに彼女は、

「ねえ!それってアタシのあだな?」

と嬉しそうに言ってくれたのでした。
(そ、そうか、そういうことにしよう!)
調子よく「ウン!」と答えるわたしに、
「わあ~!それじゃあアタシが、しみず、で、しんみん、やねんから、
しのはら、やから、しんのん、やな!」
そうしてわたしたちは「しんみん」「しんのん」になりました。
そして彼女とクラスが離れても、彼女が決めてくれたわたしのこのあだ名は、ほぼ高校生まで使われたのです。

<左>{}
中学3年生のとき、彼女と久しぶりに同じクラスになりました。しかし長年見ていなかった彼女は、立派な「ヤンキーファッション」に身を包んでいました。わたしがとても憧れていた、彼女の長いストレートヘアはミディアムショートのウェーブヘアに。「あんなにきれいな髪だったのになあ。ぜったい長いほうがいいのに」しかしあまりに長く離れていたわたしたちは、話すキッカケがないまま、卒業になりました。卒業時、サイン帳を彼女にもお願いしました。そこには彼女の、少し神経質なタッチで描かれたイラストと、「中3になっても「しんみん」て呼んでくれるしんのんが大好きです」と書かれてました。彼女はわたしを忘れてはなかったのです。すごくすごく、嬉しかったです。そして、15歳ももう終わりの季節というのに、真正面から「大好き」といってくれる彼女の変わらない純粋さが、それ以上に嬉しかったです。(その頃のわたしはヤンキーではなかったけれど、ある意味それ以上にヒネくれていたので)何もかもが正反対だったわたしたち。でも、だからこそ、魅かれあう何かがあったのかもしれません。彼女は今頃どうしているかしら。5人兄妹を育てるお母さんになってたりするんだろうか(笑)どうか彼女が、あのきれいな髪のまま、幸せに暮らしていますように。

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