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プラダを着た悪魔

新しく買ったスカートをどうしてもはきたくて、ムリヤリおでかけの理由を作りました(雨なのに)。
「親愛なるベートーベン」を観るつもりが、映画館に行ったら席、売り切れ!え~っ!?!ぜんぜん話題になってない作品なのに!これはきっと「のだめ」ね!のだめの影響だわ!!
仕方がないので「<リンク:http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/>プラダを着た悪魔」のチケットを買いました。「硫黄島」も考えたんだけど、号泣必至だなろな~っとおもって、気軽そうなこっちに。

<左>{akuma_p.bmp}
導入部分がとてもテンポよくて、するっと映画の世界に入れる感じです。
ジャーナリスト志望のアンディ(アン・ハサウェイ)が面接を受けるのは、「Runway 」という人気ファッション雑誌。ここで働く人たちはみな最新のファッションで身を固めた、流行のオシャレに全てを捧げてるような人たち。しかし面接に来たアンディの服装はダサダサで、落選確実と思われたのがなぜか合格に。
ファッションに全く興味のないアンディを雇い入れたのは、編集部内はもちろん、ファッション業界全体から最強に恐れられているカリスマ女編集長のミランダ。必要なことを一度しか言わず、しかもそれは無理難題ばかり。大学ではジャーナリズム賞をとったこともある成績優秀なアンディも恋人や友人に弱音を吐いてばかり。しかし「先ずは形から」と、興味のなかったブランドファッションで出社するようになってから、だんだんと仕事もこなせるようになります。

「こんなにがんばってるのに、ミランダはちっとも認めてくれない」とグチるアンディに、服飾業界の魅力と意義を語り、アンディにオシャレのひも解きをする、ファッションディレクターのナイジェル(スタンリー・トィッチ)がかっこいい。いかにも業界人!といったいでたちは少々こっけいですらあるけど、語り口調はクール、自分の仕事に誇りを持っていて実はけっこう親切。
先輩アシスタントのエイミーはファッション命・パーティ命・パリ命。オシャレのためなら過酷なダイエットもして、「この憧れの仕事の世界」に何が何でも喰らい付いて離れない気概の持ち主。一見軽薄なキャラとして描かれてるけど、
「アンタのせいでわたしが首になったら、血も涙もない方法で復讐してやる!だから絶対に失敗するんじゃないわよ!」という脅し文句や、風邪をひいてフラフラになりながらも、「わたしは仕事が大好き、わたしは仕事が大好き、わたしは…」と呪文のようにつぶやきながらデスクに座り仕事をこなそうとする姿は、<今後のキャリアのために>Runwayに入社したアンディより、ずっとずっと純粋にファッションの仕事を愛してるように思えます。
冷徹な仕事っぷりでアンディを振り回すミランダ。さすが、メリル・ストリープ。やっぱこのひとはこういうクールビューティーな役が似合うな~。悪魔のような上司としての姿、娘を愛する母親の姿、孤独な女性としての姿。シワの一本一本までもが演技に徹しています。アンディを試しているのか、それとも単なるわがままなのかわからないような難題を言う姿は、ミステリアスな雰囲気すらありました。単なる鬼上司ではなく、<何を考えてるのかわからない魔女>のようでした。貫禄ですね。ハマり役~。
そしてやはりアンディ役のアン・ハサウェイが、か゛わ゛い゛い゛{ハート}{ハート}{ハート}いや~アンディというキャラ自体は、ジャーナリスト志望の割には流されやすい性格だな、というカンジなんですが、アンハサウェイがかわいいんだわ!もうモロあたしの好み~~わたし、リヴ・タイラーとか、ナチョのアナ・デ・ラ・レグエラとかいった、お目目がパッチリで、唇ぽってり、胸もと豊か、な女の子大好きなんだよなー。そのわたし好みのハサウェイが、次から次へとちょ~オシャレなコーディネイトを披露してくれます。目の保養だわー。ダサダサファッションのときもそれはそれでカジュアルな魅力だし、いいよなあ美人って。あ、イザベル・アジャーニに似た表情の時もあって、これがまたかわいかった~。

自分の望む仕事に就けることの方が難しいと思うし、アンディも「先ずは経験をつむ」ために、興味のないファッション雑誌の仕事に付こうと割り切ったはずなんだけど、「望む仕事に付く・付かない」という視点のほかに「自分の主義からはそれているやり方でも通さねばならない仕事」もあるわけです。
自分のポリシーと引き換えに、キャリアアップを目指すのか。それともキャリアはあきらめ、自分の倫理を通すのか。
女性向けのサクセス・ストーリーで、観客を喜ばせるように作っているので、やはりお軽い印象はぬぐえないですが、思ったほどコメディタッチ一色でもなかったし、最終的な主人公の判断もよかったと思います。

恋人も友人も失いかけるアンディに対してナイジェルが言う「仕事がステップアップすると、私生活は崩壊し始める。出世の時期には全崩壊だ」という台詞が印象的でした。しかも、なんぼ仕事が出来ても女性である限り、その結果は男性よりも如実に出る、というのが、あー女性が強いはずのアメリカでもそうなんだな~・・・と。
けっこう、台詞が利いてる映画でした。
しかし、「恋に仕事にがんばるあなたの物語」だとか「こんな最高の職場なら、死んでもいい!」とかいったキャッチコピーがダサい。原題をそのまま邦訳したタイトルは印象的なのにね。

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