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読み初め

年末年始は、スキーに行ってました。
と言ってもわたしはスキーできませんので(趣味はロック鑑賞・映画鑑賞・マンガ/小説読書・ネット、と完全インドアなわたくし)、ダンナと娘が滑ってる間、スキー場のレストランで読書です。
本音としては宿で読書してたいのですが、それを言うとたぶん「わがまま」ととられそうなので、おとなしくしております。が、もっと正直なことを言えば、わたしだけ家に置いて行ってくれても構わないのですが・・・(宿代節約できるしぃ・・・だってシーズンまっさかりのスキー場のレストランで、場所取りしながら待ってるのも、けっこう気を使うんですよ・・・特に今年は、7人分の席取りだったのサ・・・ほんとすいません、他のお客さん・・・)

<太>グロテスク 上・下 / 桐野夏生
<太>あかんべえ 上・下 / 宮部みゆき
<太>黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話 / 宇江佐真理

<左>{}
どれもおもしろかったです。堪能堪能{キラリ}
「グロテスク」、久しぶりに桐野作品を読みましたが、もうねー、めっちゃ没頭したです。エグい話なんですけどねえ~。
お嬢様高校を舞台とした、絶世の美女とその姉を中心に、ドロドロした妬み嫉み憧憬などが入り混じって繰り出される、彼女らの捻じ曲がった人生の行き先を、誰もが自分の言い分こそ真実と信じながら語る物語なのですが、
いじめや売春などといった刺激的な場面が多いのですが、そこへ行く彼女らの気持ちがすごく理解できちゃうのよねぇー。外部の中学から進学してきて、場の雰囲気が読めない同級生をいじめる姉の気持ちや、やがてエリートOLになったにもかかわらず街娼になるその同級生の気持ちなんかがもう、自分自身のものとしてわかりすぎちゃって。所々しんどいんですけど、でもなんちゅうかなー、「フィクションを通して、自分の中の醜いものと対峙する快感」を感じるられるというか。解説の方も書いてたけど、読んだあとに「爽快感」があるんですよ。なんとも不思議。ホンマすっごくドロドロしててイヤな話なんですけどね(苦笑)でも理解できる女性は多いんじゃないかな。でも反面、男性は読むのがキツく感じられるかもしれないです。

「あかんべえ」は宮部さんの得意の、そしてわたしも大好きな、江戸ものです。
大病であの世に行きかけたゆえに霊感を得てしまった少女・おりんが見た、彼女の家にさまよう亡霊の数々。その亡霊騒ぎのせいでおりんの親が営む料理屋は開店早々、経営の危機に襲われます。
でもその「お化けさん」たちは恐ろしい存在だけではなく、親切だったり、やさしかったり。そして彼らはみな「自分がなぜ成仏できないのか」理由がわからないまま、さまよっています。
両親を助けたい、そして亡霊たちを成仏させたいと、やさしく知恵のあるおりんが健気で愛らしく、またおりんを取り巻く魅力的な亡霊たちも生き生きとしていて(亡霊なのに生き生き、というのもおかしいですが)、さすがの宮部ワールド、ほのぼのさせて泣かせてくれます。あーはやく他のも文庫化されてくんないかなー。
そうそう、宮部さんの「霊験お初」シリーズが、マンガになってるんですねぇ!!「プリンセスゴールド」に掲載されてました。ちょっと原作のイメージとは違うんですけどね・・・ま、少女マンガだしな・・・目ぇ、おっきぃ・・(笑)もう第1巻も出てるそうで、早速今日、アマゾンに注文しました。届いたらまたご紹介したいです。ブレイブ・ストーリーも漫画化されてるのねえ。読んでみたいような、見たくないような。ブレイブ、映画は途中まで観たけど、全3巻を1時間半にまとめるのは所詮無理ですねぇ。細かいところがあまりに違いすぎるわ・・・

「黒く塗れ」は、髪結い伊三次シリーズ。今回はお文も一般の町人らしくなってて、子供も出来て、伊三さんの尻に敷かれっぷりもあいかわらず素敵でした。今回はお文がおとなしいせいかドラマチックさには欠けるかもしれないけど、「慈雨」でたっぷり泣かせてくれるのが嬉しい。スキー場のレストランでタオルハンカチ振り絞りながら号泣してたのはワタシです(「あかんべえ」も号泣)。
それにしても、タイトルの「黒く塗れ」。わたしとしてはやはりストーンズの「Paint it Black」を思い出してしまうのですが、まさかね江戸モノだし、単なる偶然、と思ってたのですが、
なんと最新の「伊三次」シリーズのタイトルは「雨を見たか」だそうで!!やはりC.C.Rの「Have You Ever Seen The Rain?」でしょうか。作者の宇江左さんは49年生まれなのでこのへんリアルタイムでお好きであっても不思議ではないのですが。
確信犯でタイトルに使われてるとしたら、カッコいいですねぇ。マンガでもなく、青春小説でもなく、江戸ものに、ってのがね{キラリ}単なる偶然だったら?それはもっとカッコいい!!{キラリ}{キラリ}

しかし遠路はるばるスキー場まで行って本読んでるってのも、宝の持ち腐れ、いやスキー場の行き腐れ、なんですけどねえ・・・(苦笑)
でも時間を気にせず、ずっと読んでられるのは嬉しいです。子供の帰宅時間も、夕飯のしたくも気にしなくっていいのは、贅沢ですね~~{ハッピー}{ティアラ}

あ、最後の1日、読むものがなかったので、宿にあった文庫本を借りました。
「渡辺淳一」さん初体験です。「別れぬ理由」っての。
これが巷でウワサの渡辺淳一かぁ!!もうどれぐらいエロいんだろう?とワクワクして読んだんですが、ぜんぜんエロくなくて・・・なんだよー期待してたのにーぃ。
やっぱ「愛の流刑地」とか「失楽園」とかの、話題作を読まないとダメなのかしらね??

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