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まんが祭り

母娘でマンガをよく読んだ1年でした。

「山田太郎ものがたり」ドラマ化されたマンガですが、ドラマのほうは見ていません。たまたま本屋で立ち読みしたらハマっちゃって、全巻そろえました。
名門のお坊ちゃま学校に入学金・授業料免除の特待生として通う山田太郎は、成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能、性格温厚で女子からはモテモテ、男子からも一目置かれる存在。そんな彼の唯一の欠点は、チョー貧乏であること。
ハンパじゃない貧乏なのに、なぜか回りのクラスメイトは誰も気づかない。たくさんの弟・妹たちも太郎ソックリの美形。貧乏なのに悲壮感がなく、ひたすらセコくて、兄弟一丸となってバイトと節約に励んでいる、といった設定がツボで、感動とか友情とかじゃないんだけど、ただただ可笑しくて何度も読み返しました(笑)トシを追うごとに難しいマンガを読まなくなってきた気がします。もーおもしろけりゃいいや(笑)

こうの文代さんの「さんさん緑」。奥さんに先立たれて、息子夫婦と同居することになった参平さんが、奥さんがひっそり書き残していた家族禄を参考に、料理や掃除やお嫁さんや孫娘のことを知っていくというショートストーリーです。降格となにやらしんみりと寂しい話のようなのですが、こうのさんはとにかくシリアスとギャグの混ぜ方が非常にうまい方なのでけして暗くなりません。すごくいいタイミングで笑わせてくれるので、娘がケラケラ笑いながら読み耽ってました。

そして「原ちえこさん」!!70年代、「なかよし」で活躍されたこれぞ少女漫画家の決定版的存在です。花とドレスとピアノ。原ちえこさんの三種の神器です。
大人になってからもう一度読みたいとずっと思ってきて、古本屋やオクなどを利用してようやく読みたかった作品をそろえました。
「フォスティーヌ」が有名で、もちろんわたしとしても読み返したい作品のひとつでしたが、、わたしの記憶にずっとあったのは「3つのブランコの物語」でした。3姉妹を軸にした3連作なのですが、特におとなしく家庭的な長女が、ガラス細工の職人に恋する話がとても好きで、ずっと読み返したかったのです。あと、タイトルが思い出せずにいたのですが、パリに来た女の子に、下町育ちの男の子が屋台のクレープをご馳走してくれるシーン。(お金がないから)「今日は粉ざとうのクレープで・・・」というシーンがすごく心に残ってたんです。当時クレープなんて知らなかったし、でも砂糖だけをのせて食べるそのシンプルさがなんだか逆にロマンチックに思えたんですねぇ。
今回改めて読んですごくハマったのは「風のソナタ」。舞台はロンドン。お金持ちの令嬢、アリスはピアニストを目指す少女。ハンサムで優しい婚約者との結婚が決まっていて、幸せを絵に描いたような毎日を過ごしてるのですが、祖母の事業が失敗し、おうちは没落、婚約者とも別れてしまう。別荘のあった田舎へ引っ越し、そこで教師の職と新しい恋人・ローリーを得るが、画家志望の彼は夢をかなえるため、ロンドンへ。もちろん一緒に行きたいアリスだけど、病気の祖母、妹、そして幼い弟を残しては行けない・・・長女の悲しさですね。しかしせめてローリーに一言告げたいと駅に向かっていったアリスだが、密かにローリーに恋をしていた妹のプリシーがすでに彼を追いかけていた・・・
子供のころはきっとこの美人だけどわがままなプリシーをなんてずるい女だろう、と思ってたと思うんだけど、大人になった今読むと、どっちの気持ちもわかるんですよねぇ・・・。この別れのシーンがすごくいいんです。
ホームにひとり残されるアリス。蒼白な表情で「プリシー」と妹の名前を心のなかでつぶやくアリス。
すっごく映画っぽくて悲しいんだなあ。。なにかの映画によく似た設定があるのかもしれません。

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