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A.I

優れた人工知能を搭載した、人間と見まごう姿の”少年型”ロボット。


母親役と認知された対象を、愛して求めて止まないロボット、デヴィッドの姿がとても切なくて、その姿を見てグッと来ない人はたぶんいないと思う。やってることがすごく自分の子供にかぶるところが多くて(2人以上のお子さんをお持ちの女性は余計そう思われるのではないかしら)、ほんと切ない。
彼は特定の人間を愛することが主目的の”奉仕型ロボット”として作られたのだけど、しかしこのデヴィッドは優れた”人工知能”は”愛する”という感情をもつのか、ロボット会社の”実験台”でもある。
しかしもちろん当のデヴィッドは自分にそんな役割があるとは知らされていない”母”からだけの愛を求めていく。。ロボットとはあくまでも人間に都合のいいように作られるはず。これはロボットとしてはもう壊れてるんじゃないかなあ。しかし感情が行き過ぎて”壊れて”しまうというのは、人間と同じことかもしれない。デヴィッドはそういう意味ではロボット科学者にとっては”成功されたロボット”なのかもしれない。

納得できない部分はいっぱいあるんですが、それはまあおいとくとして、デヴィッド役のハーレイ・ジョエル・オスメントくんがもうむちゃくちゃかわいい。けして美少年ではないんだけど、母に愛されたくて悲しさでいっぱいになってる表情がすっごくうまいのよねえ。

この映画を見て、わが子を虐待するというニュースが多いのもあわせて、子供型ロボットを引き取るにしろ、自分で子供を生むにしろ、やはりその子を一生愛する覚悟がないと、子供を持ってはいけないよなあ、とつくづく想いました。人間の形をしていなくても、犬でも猫でも一緒ですね。”愛情を欲している小さきもの”と共に生きると決めたなら、最後まで通さないと。

子供が母親だけを求めてくれる子供でいてくれる時間はほんと短い。確かにそれは一生という時間の中のわずか”1日”くらいなものなのかもしれません。デヴィッドは母親と2人きりでいられる時間を欲してましたが、その時間は現実には、母親にとってこそ貴重な時間なんですよねえ。

といろいろ考える部分もあり、最初から最後まで涙涙でティッシュが足りない。
それほどまでに泣かせるのに、見終わったあと、心に残るストーリーではないんだなあ。
なによりほんまハーレイ・オスメントくんの演技がめちゃくちゃいいにもかかわらず、なんか「よかった」とはいいがたい映画なんですよねえ・・・心に残らないんだなあ、話自体が。
いくらデヴィッドがロボットだとはいえ、児童虐待はなはだしい映画ではないかなあ。スピルバーグって、なんか”狙ってる”カンジが強くてひっかかるんですが、これはそこがかなり強いような気が・・・(見た後でスピルバーグ作品だって知って、ああそうなのかと妙に納得した)

所詮、人工的に作られたものには、人工的にしか幸せは得られないということかなぁ・・・
”愛人型ロボット”のジョー(ジュード・ロウ。すごく人工的なオトコマエ、って感じがよく出てました)と行動を共にするあたりから不合理な部分がいっぱい出てきて、最終的には「所詮SFってかあ?!」って叫んぢゃったわ・・・
でも、ハーレイくんはホンマかわいいです・・・(笑)

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