スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ダージリン急行

独りでは出かけにくい春休みですが、キンクスが3曲もサントラに使われてるとなると、アタシが見に行かなくてどーする?!ということで、見てまいりました~~ダージリン急行!

<左>{}
<リンク:http://microsites2.foxinternational.com/jp/darjeeling/>ダージリン急行(公式サイト)

父親の死を境に、仲たがいしていた3人兄弟が、インド旅行を通じてその関係を再生していくというストーリーです。本編が始まる前に「ホテル・シュバリエ」という15分ほどのショートムービーが始まります。こちらがパート1、ダージリン急行はパート2、という構成のようです。

<左>{}
ロードムービーなのでただ淡々と進んでいくお話です。兄弟が仲悪くなったいきさつとか、母親の関係とか、そういった過去の出来事も、そして今現在この三人がそれぞれどういう暮らしなのかも、あまり説明されません。過去に起こったことではなく、この旅とこれから先のことが重要なのである、ということなのでしょうか。誰が作ろうがロードムービーのテーマって、「それでも人生は続いていく」だと思うのですよね。
いくつか事件は起こりますが、それに対する登場人物たちの反応も淡々としています。父親の死や母親との関係をうまく受け止められていなかった、ダメダメな兄弟が、自分たちの再生を探すインドぶらぶら旅です。こういう映画って、感想を言おうとすると、映画の大事なシーンや結末にまで話が及んでしまうので、これ以上は書かないでおきます。
あっ、子供は見ちゃイケマセン。末っ子がオンナ好きなので、そーいうシーンが出てきます。娘、実家においてきてよかったよ。

キンクスは3曲かかります。"This Time Tomorrow""The Stranger""The Powerman"です。
This Time Tomorrowは映画が始まってすぐに流れました。次男のピーターが発車したダージリン急行を走って追いかけ、飛び乗るというシーンです。間に合ってからサングラスを取り、ホームに残される光景をなんともなさけな~い表情で見ているのですが、この冒頭のシーンといい、そしてこの曲のメロディーといい詞といい、これがこの映画そのものなんじゃないかと、後になって思いました。
ま、そんな個人的な感想はともかく、この時のこのエイドリアン・ブロディの体型が、レイ・デイヴィスなんだよなあー(笑)背高くって、鶏ガラ体型で、顔長い。そんなひとがレイの声背負って出てくるもんだから、この後映画見てる間中ずっと、この人をどうしても贔屓して見てしまいました{汗}う~ん、映画の見方として完全に間違ってますワ、ワタシ(^^;
あとの2曲はデイヴがメインボーカルの曲なんです。"The Powerman"を改めて聴いて、ああやっぱデイヴのリフはかっこいいなあ~~と、しみじみ思いました。この映画は淡々と進むけど、合間にこうしてはさまれる曲の歌詞が登場人物や情景説明になってるんじゃないのかしら。キンクスに限らず。字幕に訳詞出したほうがいいと思うなあ。


で、"This Time Tomorrow"を脳内再生しながら帰ったんですが、この曲って、レイのボーカルがすごく"ひとりごと"っぽいんです。

「明日の今頃、僕らはどこにいるんだろう
空虚な海のどこかを、宇宙船でさまよってるのか
明日の今頃、僕らはなにを知るというのか
それとも機内映画を見てるだけなのか
太陽に背を向ける僕の横を、 雲が寂しく通り過ぎていく
7マイル下に見える世界は 大きくは思えない
明日の今頃、僕らはなにを見てるんだろう
家々が立ち並ぶ平地、混み合った通りが果てしなく続く
どこへ行くのかなんか知りたくないし、何も見たくないのに
僕は世界から浮き上がってるみたいだ
太陽に背を向ける僕の横を、 雲が寂しく通り過ぎていく
僕はずっと移動しっぱなしで、世界は僕なんかいなくてもいいみたい
明日の今頃、僕らはどこにいるんだろう
空虚な海のどこかを、宇宙船でさまよってるのか
明日の今頃は」

           (毎度のことですが、間違ってるところはすみませんです)


こんな歌詞を、青年のひとりごとのようにぼそぼそ歌うのです。
でもちゃんと、メロディーに乗っかってるんですよねぇ。プロのシンガーなんだからアタリマエだろ、いや違うのよ、そういうことじゃなくて。
たとえば、つぶやきボーカルの大家といえばボブ・ディランですが、この人はほんまもー、しゃべってるみたいやなあと思うんですが、
レイのは違うんだなあ。なんやろうなあ、とブツブツずっと考えながら帰ったんですが、
ワタクシ、ふと思いました。
レイ・デイヴィスの声が耳あたりが良いのは、<太>彼の声自体にメロディーがあるからではないかしら、と。
うわっすごい!我ながらすごくいいところに気づいちゃった!!そうよ!だからこんなにうっとりさせられるんだわ!!

とまあ、映画とはまったく関係がない話ですみません。
この曲は「ローラ対パワーマン」というアルバムの中に入ってる曲なのですが、この曲に触発される人は多いようで、正式なPVはないのですが、ファンが自主制作したイメージビデオがyoutubeにいくつかアップされています。すごく愛されてる曲なんだなあというのが伝わって、同じキンクスファンとして非常に嬉しいです。

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。