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奇跡のシンフォニー

娘の夏休み前に、怒涛の映画3連荘をしてまいりました。そのうちの1本です。

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奇跡のシンフォニー(公式サイト)←あらすじはこちらで・・・


タイトルどおり、どんだけ奇跡の連続やねーん!by髭男爵。なお話です。
まあだいたいが、売り出し中の女性チェリストと、スターを夢見るロックバンドのシンガーが偶然出会い、一目惚れし、一夜を過ごしそして身ごもる、という出会いですから(笑)これからしてもう奇跡なわけで。
そうして生まれたエヴァンが、親からの生活的な影響も、音楽教育も一切受けていないにもかからわず、ロックもクラシックも包括した天才音楽少年という、これまた奇跡の申し子のような子(しかもかわいい)。
そんな奇跡の天才少年がたった一人で都会の荒波の中、両親を探すというこれまた奇跡のめぐり合わせ。
でもま、「事実は小説よりも奇なり」といいますし、わたしは夢見がちな少女オバチャンですので、どんな奇跡も起こり得る、と思う派なので奇跡の連続にシラけるということはありません。

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エヴァンの才能に食いつき、彼に"オーガスト・ラッシュ"(ちなみに原題はこれなのです。AUGUST RUSH 。)という芸名をつけ売り出そうとする、ウィザードという男をロビン・ウィリアムズが演じてるのですが、彼もまたもともとはミュージシャン志望で、その夢がかなわず、自分の代わりにスターになる夢を叶えてくれる子供を捜してるのですが、彼はエヴァンに音楽に対する"精神論"や"愛情"を説き、それはとてもまっとうで、音楽を純粋に愛する者の姿なのだけど、実際にしてることは、子供たちを金儲けの道具として扱ってるチンピラなわけです。その"理想と現実"のかけ離れた姿が、ああこういう人がいっぱいいるんだろうな、と。彼の存在はこの奇跡だらけのストーリーの中で、如実に即現実にありうる部分なわけですね。
エヴァンの父親も母親も、その奇跡のような恋によって、しかし結果的にいったんは音楽から離れてしまう。彼らの誰もがそれぞれにとても音楽を愛してるにもかかわらず、しかし続けることの難しさ。
そしてその難しさをまだ知らない、もしかしたら知らずにすむかもしれない、エヴァンという天才少年の、ひたすら音楽に向かっていく姿。この辺まで描いていたのはとても真面目だと思います。

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しかしそのせいか、始まる前からハンカチを握り、号泣の準備万端だったわりにはあまり泣かされなかった点が非常に残念でした。「母を訪ねて三千里」のように、探してはすれ違い~探しては邪魔をされ~みたいな、ああっもうもどかしい!の連続だと思ってたのです。冬ソナがあれだけウケた理由はやはりすれ違いの連続だからでしょう。
しかしこれはエヴァンの親探しの旅でもありますが、上記のように、音楽家を目指す(ジャンル問わず)者たちの、栄光の影の苦労とか挫折とかあきらめとか、そういうものも描かれてて、映画としてはまじめといえばまじめなんでしょうが、せっかくいたいけな美少年が切ない瞳で親を探す話なんだから、あくまでもそこに重点を置いて、”エヴァンの親を求める心"のせつなさを描いてほしかったなあと思ってしまいました。観客はそれを求めてこの映画をチョイスしたと思うのですよねー。
そうまでして「涙涙の物語」にしてない(?)わりには、せっかくのロビン・ウィリアムズの使い方がもったいない気もして・・・うーん。
でも終盤に「あ、そうか!そうだったのね!」というのもあり、そのリンクの仕方がとてもよかったです。ウィザードもやはり自分の音楽をあきらめるべきではないよ、と思えました。

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映像的にはとても凝ったシーンや、美しいシーンが多いです。エヴァンの父のギターと母のチェロが違う場所にいながら呼応するように重なる映像は迫力があって素敵だし、冒頭の広い麦畑(?)で、エヴァンがオーケストラの指揮者のように風の音に調和してるシーンなどとても壮大で美しいです。

個人的にあまり泣けなかったのがとても残念だったのですが、それを差し引いても、とにかくエヴァン役のフレディ・ハイモアくんがか・わ・い・いもうそれだけでもいいわ!これに尽きるわ!!
おとなしそうな顔立ちのなかの、意志の強そうな瞳。肌とくちびるがとても柔らかそうで、子供の持つしなやかさと繊細な固さを併せ持ってて、も~ほんとかわいい。ウィザードに才能を褒められ未来を語られてはしゃぐときの姿なんかもう、”生まれて初めて聞く明るい未来の話に戸惑いながらも喜びが隠せない純粋な少年”の姿がキラッキラしてて、も~~~~かわいいのなんの!オバチャンも~う、ハートがきゅーんきゅーんきゅーん!

でねえ、この映画ではフィレディ・ハイモアくんがアコースティック・ギターを弾くのですが、(実際音はプロのギタリストですが、弾き方はかなり練習したらしく違和感はないです)
マイケル・ヘッジス(Michael Hedges)というアコースティック・ギターの名手の演奏スタイルをモデルにしてるそうです。ちなみにそのアイデアを出したのはデヴィッド・クロスビーだそうです。
このギターの音が「キラキラ系」。そうまさに!ワタシ的にはエリック・ジョンソン的音なわけなのです!
キラキラしたギターの音を奏でる、繊細な顔立ちの童顔美少年というこの絵図・・・・これはもう・・・・

ああきっと、王子の子供のころってこんなだったに違いないっ!!(←完全に映画の本筋から離れている)

と何度思わされたことか・・・・はあ~あもう、フレディくん持ち前のかわいさにプラス、妄想までできちゃっても~、わたしにとってはおいしさ2倍!の大画面でございました。もう1回大画面で見たいわ!
このままEJ王子のように、キラキラのさっぱり童顔美少年でいてほしいものです。外人さんて、大人になるにつれて顔がどんどん濃くなっていく場合が多いのでそこが非常に心配です。ましてやマッチョにでもなられようものならもう・・・・あーいやだいやだ。フレディ・ハイモアくんにはこのままの姿で大人になってほしいわ。
わたしが見たい奇跡は実はそれなのであります・・・

このテの「母を求める薄幸の美少年」に弱い婦女子は多いらしく、この作品、18日で終了予定だったのですが、TOHOシネマズ梅田の上映予定表を見たら夜1回だけの上映ではありますが、まだ上映を続けるようです。
いちおうエロいシーンはないので子供が見てもOKですが、わりと大人の思惑が入るので理解しきれるかどうか。でも音楽がとても素敵なので情操教育にはいいかな。配給会社は吹替え版も作りたかったそうですが、諸事情でかなわなかったのこと。要は予算がなかったのか?(笑)
音楽はとても素敵です。わたしのようなエリック・ジョンソンファンや、押尾コータローさんがお好きという方にもとても合うんじゃないかと思います。

テーマ: 映画感想 - ジャンル: 映画

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