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パーマネント野ばら 

nobara.gif
パーマネント野ばら / 西原理恵子

西原理恵子氏についてはマスコミで紹介される程度のことしか知りません。
それもご本人自身がギャンブラーであるとか、だんなさんがアル中でごく最近他界されたとかだし、
いつも「うがー!」って感じで目をむいてる絵柄(笑)の印象が強い作家さんでした。
エッセイまんが中心あるいはギャグ寄りのマンガ作家、というような印象。

この本を本屋でなにげに手にとって立ち読みしたら、すごくすごく頷けるセリフがあったので買ってみました。
田舎町に一軒きりの「パーマネント野ばら」美容院が舞台で、
主人公は子連れ離婚里帰り中の中年女性(「野ばら」の娘)。
登場人物はほぼ女性ばかりで、みな男に振り回されてばっかり。
そういう話です(笑)
もっとガハガハしてて猛獣のようなマンガを描く人なのかと思ってたんですが、
すっごく女の子らしいんですね。悪い意味で。
でもその悪い意味での女の子らしさが、読んでてすごく沁み沁みとわかっちゃうんですよ(笑)
ところでわたしは桜沢エリカのマンガのよさがサッパリわからないオンナなんですが
(ナイナイ、絶対ナイって思っちゃうんで)
この「野ばら」の読後感は、
鏡に向かって自分の体型のぶさいくなところを見てるときのいやな気分に似ていて、
わかるだけに気持ち悪いんだけどでもわかる!て感じです。
ものすごく叙情的な部分があって、すごくそこが女の子っぽいんですけど、
あくまでも女の子っぽいのね。女性らしいのではない。
ナイーヴな女の子らしさを前面に押し出してるんですよね。そこがきもちわるい。でもすごくよくわかる(笑)
同族憎悪の同族理解みたいな読後感でした。
読んでどう感じるか、リトマス試験紙みたいですね。
桜沢エリカが好きならアルカリ性女子、こっちが好きなら酸性女子みたいな感じでしょうか(どんな感じだ)。
ちなみに冒頭で書いた「すごく頷ける台詞」とは(以下ネタバレなので伏字)
「あーアレはおらん。さがしゃぁどっかにおるもんやと思うとったけど、アレはおらん。ツチノコといっしょや」
です。もう噴いた。そのとおりやわ(爆)
他にもいっぱいいい台詞があります。
これからはわたしも好きにさせてもらお(笑)

しかし「野ばら」も「毎日かあさん」もそうなんだけど、
大人の女性たちがみな生々しいのに反して、西原氏が描く幼女はどうしてみなあんなに無垢で無邪気で可愛いのだろう。
自分の娘がMAX可愛かった頃を思い出します。(いや今でもかわいいですよ。わが子ですから。)

Comment

tallulah #FrUoCQUQ

すいません~昨晩つけたはずのレスが消えてました…なんでだろう…v-39

それはともかく、志穂美さんは西原さんファンだったのですねー!
わたしも前々から気にしつつ、マスコミで話題になった作家さんを期待満々で読んでみたらあんまり・・・ってことも多いので(こういうときのガッカリ感が悲しい)手が出せずにいたのですが、コレはあまりの名セリフ(←最高ですよねぇ~笑)に目からウロコがボロボローーっと落ちる音がして、そのまま買って何度も読みました。
そして昨日、古本屋を漁ってきました…(笑)

>創作系は叙情的ですね。

ああそうか、そういうふうに分けて描いてはるんですね。とにかく白目むいて叫んでる絵柄の印象が強くて(笑)動物的で好きなんですけど(笑)

>西原漫画の女性像は土着的でいいなー

ああ~野ばらに出てくる女性陣はみな土着的ですよね~本能でムチャクチャやってるけど、本能的な思いやりも持ってるので、とてもやさしいですよね。そこが一番の魅力かも。

>好き嫌い以前に、ぜんぜんとっかかりすらなかったものと思われます。

さすが志穂美さん~なんて清々しい!(笑)
まさに桜沢エリカは「読んでガッカリ」の代表選手でした。内田春菊はその上を行くガッカリで(笑)
岡崎京子は読んだことがないので、また読んでみます~♪

2009/11/07 (Sat) | URL | 編集

志穂美 #/ZryPwvw

こんばんはー!

実はかなりの西原理恵子ファンなんですよ私。
作品は全部持っていると思っていたのに、「パーマネント野ばら」は知らなくて、「えええ!?こんな作品が!!」って思って、タルさんのおかげで本屋に走って文庫で読めました♪

私はどちらかというと鳥頭シリーズなどのルポ系の作品がめちゃめちゃ吹っ切れた面白さで好きなんですが(今は彼女がFXでなんと一千万円損したレポ漫画読んでます。笑えない題材なのに笑えるのは流石w)、創作系は叙情的ですね。
私はあんまり登場人物と感覚がシンクロすることはないのですが、西原漫画の女性像は土着的でいいなーと気に入っています。

名台詞、サイコーですね!!! あはははは!!

桜沢エリカは何作か読んだんですが、まったく記憶にありません。
好き嫌い以前に、ぜんぜんとっかかりすらなかったものと思われます。
岡崎京子さんは好きだったのになあ。きっとタルさんと同じで、なにかがとっても違っていたのだと思います。

2009/11/05 (Thu) | URL | 編集

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