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Smalltown Boy - Bronski Beat

コリン・ヘイについて語るつもりだったんですが、その前にひとつ。

ショコポチさんご紹介の80年代コンピビデオをみて懐かしさに浸ってたら、
ブロンスキー・ビートの「スモールタウン・ボーイ」が流れてきました。
何年ぶりに見ただろう。そして思わず涙を流してしまいました。
当時から大好きな曲&ビデオなんです。本当に素晴らしいビデオだと思うんですよ。



無機質に乾いたエレクトリック・ピアノに続いて流れてくる、ジミ・ソマーヴィルのファルセットは
儚くてそしてか細くて、
まるで引き裂かれた心がその瞬間上げた、
慟哭のように聞き手の耳に響きます。
わたしは男女問わず低音ボイスフェチなので、高音には全くといって興味ないのですが、
ジミのファルセットは他とは違う痛々しさが付きまとってて、耳を奪われます。

小さな町での、ゲイの青年が体験した失恋話を軸にしたストーリーですが、
みごとな飛び込みを披露する「彼」を盗み見て
思わず笑顔になってしまう主人公の表情や、
その「彼」から受ける蔑視、
そして集団での暴力、
(蛇足ですが、これは主人公の青年がわざと受けたように思えてならない。
そのまま友達とまっすぐ逃げればよかったのに、わざわざ横道にそれて袋小路に入るのは、
起こることを予想して、それでもどんな形でも「彼」と接したかったんじゃないかと思えてしまう)
家族との(特に父親との)確執や行き違い・・・

ゲイであるゆえの悲しさはもちろんゲイにしかわからないものでしょうけれど、
大好きな人を見る瞬間のときめきや、
愛する人に愛されなかった(卑しめられた)者の痛みは、
男であれ女であれ、ほとんどの人が何らかの形で理解できるんじゃないでしょうか。

青年はスモールタウンを出て、どこか新天地へと旅たつ途中なわけですが、
列車の進行方向に背を向けているのが彼の心を暗示してるように感じられます。
けして望んで旅立つわけではない。
居場所を失った者の彷徨なのです。

それでも救いは、青年に理解してくれる友達がいることと、
両親との間には、不器用ながらも愛情があることです。

マイケル・ジャクソンは自らの音楽ビデオを、「PVではない。ショート・フィルム作品である」
とハッキリ区分けしていたそうですが、
この「スモールタウン・ボーイ」も優れたショート・フィルム作品だと思います。



さてこれを聴くとやっぱり次に聞きたくなるのはどうしても、
マーク・アーモンドと共演した「I Feel Love」です。



マークの顔といい、ジミのくねくねダンスといい、
あ~~なんて気持ちいい気持ち悪さなんでしょう(笑)
レコードだとI Feel Love~Love To Love You Baby~Johnny Remember Meの、
確か3曲メドレーとなってて、(違うか?それは12インチか?)
「はあ~~~~ん♪らっぶとぅらぶゆべいべ~~♪はあ~~~ん♪」
ンとこがすごくクセになる気持ち悪さで、大大大好きでした(笑)
いやあ~やっぱ80年代はいいですよねえ~~。
今夜はわたしも夢の中でくねくね踊ろうと思います♪

テーマ: 80年代の洋楽(new wave) - ジャンル: 音楽

Comment

tallulah #FrUoCQUQ

いやあ~懐かしいものをありがとうございました。ブロンスキビートいいですよねぇ~。あんまりこの曲&ビデオがよかったんで、当時レコード買ってよく聞いてました。ファルセットのシンガーってどうしても「高音自慢」な部分を感じてしまうんですが、ジミの場合は全然そんなのを感じさせないのがいいんだと思います。

>彼女はデイブ・リー・ロスの胸毛を見てハアハア言っていた愛すべき後輩です

わぁ~かわいい人ですねv-238わたしの友人にもデイヴリーの熱狂的ファンがいますが、彼女もやはり愛すべき人物ですwwデイヴリーファンの共通項なのかも(笑)
しかしデイヴリーとブロンスキ両方愛するというのはかなりの大人物と見た。懐が深いわ~~w

>まず最初の線路がいいですね

いいですよね!寒々しい色あいがたまりません。

>すごく悲しい内容なのに押し付けてこない。ジミ・ソマーヴィルの声のせいかもしれないですが。そこがかえって悲しくてグッと来ますね。

すごく傷ついてるのに、まるでなんでもないことを淡々と話してるみたいなボーカルスタイルだなあと思うんですよ。ホントそこが悲しいんですよね。こちらの胸まで痛くなる。あ、あとジミがなにげに演技上手いですよね。ボコにされて家に帰って、怒り狂う父親を前にした時の気弱な笑顔とかちょっと貧乏ゆすりしてるとことか上手すぎる~。
全くどうでもいい話なんですが、わたしはドリ*ムが大嫌いなんですよ。あの「楽しくなければ恋じゃない!」みたいな、まるでアン*ンの安い煽り文句みたいな押し付けがましさがたまらなくイヤなんです(失恋ソングですらそう聞こえる)。今で言うならまさにスイーツ(笑)のための音楽だなあと思ってしまう。この曲はその真対極にある曲だよな~と思うんです。・・・なんて思ってしまうのはやはりわたしが沼だからなのでしょうか(笑)

>日本語タイトルが「なぜいけないの」でしたっけ?

おお、そういう邦題があったんですか!
しかし「なぜいけない」かと言うよりも、もう完全に相手の男から生理的に唾でも吐かれそうな勢いで毛嫌いされてますよねこのビデオでは・・・(苦笑)

>元祖キモ可愛いでしょうか(笑)

そうかこれがキモ可愛いという感情なのか…(爆)

>「アンタも嫌いなタイプじゃないだろう」

でしょでしょ?!わたしもそう思いますw

>「危ない目つき」

ああ、わたしもダンナによく言われます。「アンタはほんっとーに変態顔が好きだよねぇ~」って。
誰を指してそういうのかわかりませんが・・・

>レイさんぽいというかポールニューマンぽいというか…

そうか、レイとポールニューマンは同系列に並べられるんですね!道理で2人ともわたしの好みなわけだわ!って、違うかwww

>コリンさんは想像もしてないことでしょうね(^o^)

してないでしょうね~~(爆)
ミュージシャン=表現者だから、オリジナリティってのも追求してるはずだから「誰々に似てる」ってのは失礼だよなと思うんですけど、でも顔が似てるのは本人のせいじゃないし、いいかなと・・・。なにより似過ぎてて言わずにはおれないんですよ・・・(笑)

2010/01/15 (Fri) | URL | 編集

ショコポチ #R2jU64p2

ブロンスキ・ビートいいですねえ。
実は当時はあんまり興味なかったのです。時期的に、ということもあるし、サークル内で「ジョークパーソン」だったKちゃん一押しのバンドだったということもあり(彼女はデイブ・リー・ロスの胸毛を見てハアハア言っていた愛すべき後輩です)、なんか真剣に聴かなかった…
でも、自分が紹介したあのアンソロジーの中でも「おっ」と思ったんですよ。フルで見せていただいて、いや~これ名作じゃん!とあらためて思いました。ありがとうございます。

まず最初の線路がいいですね。私が半分テツであることを差し引いても(笑)こんな物悲しく「語る」線路はあまり見られないです。寂しい疾走感。そう、この曲ってなんか温度も湿度も低いですよね。すごく悲しい内容なのに押し付けてこない。ジミ・ソマーヴィルの声のせいかもしれないですが。そこがかえって悲しくてグッと来ますね。
そしてタルちゃんの文章に感動。…そうだね背を向けてるんだよね。日本語タイトルが「なぜいけないの」でしたっけ?違うか。

そして「I Feel Love」。元祖キモ可愛いでしょうか(笑)本当に夢に見そう…w

さて、いよいよ次は「タル先生、コリンへの愛を大いに語る!」ですね(勝手に決めたw)実は、ダンナに、「アンタも嫌いなタイプじゃないだろう」と言われてしまいました。「どこが?!」って訊いたら「危ない目つき」だって…私が思うにタル先生のポイントはきっとお顔のシワじゃないかしら?と思うんですけど。レイさんぽいというかポールニューマンぽいというか…
それにしても北半球の島国で、40代女性に自分のルックスについてここまで熱く語られてるとは、コリンさんは想像もしてないことでしょうね(^o^)

2010/01/14 (Thu) | URL | 編集

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