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「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」 

ダンナが「今月中にあと1個スタンプがたまったら1回映画無料になるんやけど・・」と某ワーナーマイカルのスタンプカードを見てつぶやいてるので、ヨシなんか見に行くべ~と選んだ映画でした(見たのは5月末です。最近PCに向かうのがしんどくて感想も滞りがち・・・トシだなあ・・・ハァ)

railways.gif

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(公式サイト)

なんじゃこのタイトル~Always~3丁目の夕日のパクりかい(笑)と思ったら、製作者が同じなのだそうです。
しかし誰もがそう思ってしまうと思うので、ビミョーなタイトルだなあとは思うのですが、映画自体はよかったです。
エリート街道を突っ走ってきた49才の主人公(中井貴一)が、あるキッカケで「自分がやりたかったことってなんだろう」と振り返り、「そうだ故郷に帰ってローカル線の運転手になろう!」と夢を実現する話。
そんなおっさんになってから雇ってくれるもんかね~と思ってたんですが、映画中では「あえて中年を」の雇用理由も納得できる説明で、日本の不景気や都市集中の寂しさも同時に表現してくれていました。
すれ違っていた娘との関係修復、若い世代とのふれあい、老親の介護、「わたしにもやりたいことがある」妻、などなど、人生後半真っ只中の中年男性にふりかかる問題を、クドくなくしかし淡白でなく、いい具合に織り成して見せてくれました。
なんといっても中井貴一がピッタリ。エリート時代の「冷たい企業戦士」と故郷に帰ってからの「普通の中年」の姿を自然に演じ分けてて、上手いなあ~と感心しました。妻役の高島礼子と、介護士役の宮崎美子もよかったです。そうそう、三浦貴大(三浦友和の息子さん)が出てましたが、なかなか好演でした。お父様のようなハンサムではないですが(笑)、いい意味での「暗さ」や「かたくなさ」を持ってはる雰囲気がとてもよかったです。
島根県のローカル線に広がる「日本の田舎」の風景もとても沁みるものがありました。上映時間が2時間超と長いのが欠点ですが、まあそれも「ていねいに描いてる」ゆえかとも思えました(でもまぁもうちょっと短いほうがいいけど。邦画の欠点は長くなりがち、という点だよな~と昔から気になってるんですよね・・)。

自分の年齢が主人公に近いか、その母親の世代側か、によっても感じることはちょっと違うかもしれませんが、それぞれわが身に通じ感じるところがあると思います。反面、若い人にはわからない映画かもしれませんね。アラ40以上の年齢の方ならいろいろ身につまされ感じることも多く、自然と涙が出るシーンも多いと思います。

そして電車での「乗客側の責任」も感じさせられました(いや「責任」なんてこの映画はこれっぽっちも言ってないんですけどね。乗客側のわたしにはそう感じられたということです)。
運転手さんや整備士さん、経営の方の毎日の地道な努力によって電車は日々安全に走ってるわけですが、それに乗るわたしたち乗客もまた、電車走行の「安全」に関与してるんだよなあ、としみじみ感じました。電車だけにかかわらず、公共のものを利用するときはわたしらもやはりお互い気をつけねばならないですねー。

テーマ: 映画感想 - ジャンル: 映画

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