スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

It's Hard To Be A Saint In The City

前々からご紹介したいなーと思ってたんですが、なんやかんやでタイミングが延び延びになってました。
前記事のコメントでタイトルを出した勢いで、貼り付けたいと思います♪
Bruce Springsteenの「It's Hard To Be A Saint In The City」をボウイがカヴァーしたものです。




これは昔、ライノレコードから出たボックスセットにレア曲として入ってたんです。
とにかくはじめて聞いたときはもう、うひゃああああああ!!って鳥肌が立ちました。
なんちゅうんでしょう、このスピード感。落ち着いて聞いたらそんなにメチャメチャアップテンポってワケじゃないんだけど、なんていうかなあ、焦燥感がすごいんですよね。ピリピリした感じがすごく痛々しくて突き刺さるよう。やっぱりボウイはうまいなあ!と感心してしまう完成度の高さです。
ストリングスが入るのがまたメチャメチャアタシ好みのツボを突きまくってるのよね…そしてベースラインの素晴らしさ!!ヨーロッパ期のボウイの曲はベースがメチャメチャカッコイイんだよなぁ。

訳詞はCDに付いてなくって、でもちゃんと意味を知りたいって思ってたんで、この機会に訳してみました。

☆It's Hard To Be A Saint In The City - writtin by Bruce Springsteen ☆

I had skin like leather and the diamond-hard look of a cobra
革のような俺の肌 コブラのようにダイアモンド&ハードな俺のルックス
I was born blue and weathered but I burst just like a supernova
俺は憂鬱のなか生まれやがて生気を失い、しかし超新星のように爆発した
I could walk like Brando right into the sun, then dance just like a Casanova
まっすぐ太陽に向かってマーロン・ブランドーのように歩き、カサノヴァのように踊る
With my blackjack and jacket and hair slicked sweet
棍棒とジャケット 撫で付けたイカした髪、
Silver star studs on my duds, just like a Harley in heat
銀色の星のスタッズをあしらった服、さながら俺はエンジンのかかったハーレーさ
When I strut down the street, I could feel its heart beat
街をぶらつけば、心臓の鼓動を感じる
The sisters fell back and said, "Don't that man look pretty"
女の子たちが道をあけささやく 「ねぇ、ちょっと彼、ステキじゃない?」
The on the corner cried out, "Nickels for your pity"
街角の不具者たちは叫ぶ 「どうか5セントのおめぐみを」
Them gasoline boys downtown sure talk gritty
ダウンタウンのガソリンボーイたちのマジでタフな話題
It's so hard to be a saint in the city
都会で聖者になるのは本当に難しい

I was the king of the alley, Mama, I could talk some trash
俺は路地の王様さ、ママ つまらない話をしようか
I was the prince of the paupers, crowned downtown at the beggar's bash
俺は貧乏人の王子、ダウンタウンの乞食たちのパーティーが戴冠式
I was the pimp's main prophet, I kept everything cool
俺はヒモたちの頼れる預言者、揉め事はなくいつだってクール
Just a backstreet gambler with the luck to lose
幸運に見放された裏通りのギャンブラーみたいさ

And when the heat came down it was left on the ground
気温が下がる時 それは地上に姿を現した
The devil appeared like Jesus through the steam in the street
ストリートを覆う蒸気の中、イエス・キリストが如く現れる悪魔
Showin' me a hand I knew even the cops couldn't beat
手の内を見せてくれ 警官ですら追い払えないのはわかってるんだ
I felt his hot breath on my neck as I dove into the heat
首筋にヤツの熱い息を感じる 熱の中に飛び込んだみたいに
It's so hard to be a saint when you're just a boy out on the street
君がストリートを離れた少年なら 聖者になるのは本当に難しい

And the sages of the subway sit just like the living dead
生ける屍のように 地下鉄で運ばれる賢人たち
As the tracks clack out the rhythm, their eyes fixed straight ahead
車両はリズムを響かせ 彼らの目は前を見据えたまま
They ride the line of balance and hold on by just a thread
彼らは糸のようなバランスを保って運転する
But it's too hot in these tunnels, you can get hit up by the heat
トンネルの中は熱すぎる 君は熱にせきたてられ 
You get up to get out at your next stop, but they push you back in your seat
次の駅に着くなり飛び降りる君 だけど彼らはまた君を車両に押し込む
Your heart starts beatin' faster as you struggle to your feet
足もとの揺れとともに速くなる君の心臓の鼓動
Then you're outa that hole and back up on the street
やがて君は地下道から飛び出し ストリートに戻った

And them South Side sisters sure look pretty
サウスサイドの女の子たちは本当に美しい
The cripple on the corner cries out, "Nickels for your pity"
街角の不具者たちは叫ぶ 「どうか5セントのおめぐみを」
And them downtown boys sure talk gritty
ダウンタウンの少年たちのマジでタフな話題
It's so hard to be a saint in the city
都会で聖者になるのは本当に難しい


この曲をカバーしたのは、曲のよさはもちろんこの歌詞の素晴らしさからだと思います。若く自意識の強いしかし内向的な不良少年の軌跡をたどるような物語。韻を踏んだ響きのよさや、言葉数がメッチャ多いのもおもしろいです。

後半の
And when the heat came down it was left on the ground
からのボウイの歌い方がほんとーに素晴らしい。
And the sages of the subway sit just like the living dead
からは歌詞の内容とともにさらに加速して、胸をかきむしるような焦燥感を感じさせられ、たまらなくなります。
最後の「City」が「sí- sí- sí- síṭi」になるところがたまりません。役者やなー!!
ラストのストリングスが聖人の高尚さを、ピアノが主人公の不安感を、ドラムとベースがストリートの雑多で薄暗い雰囲気を思い起こさせて、大大大好きなアレンジです。


sure talk gritty の訳し方がわからなくて悩みました。
grittyって日本語にすると「砂のような」とか「ざらざらした」とかって意味が出てくるんですけど、
よくよく調べたら、日本で「砂のような」って表現すると「味気ない」ってな感じのマイナスな意味になっちゃうけど、
英語圏の人にとってはgrittyは「砂のような」ではあるけど、日本のようなマイナス感ではなく、
砂といっても、じゃりっとした大粒の砂、すなわち「手ごたえのある」、ってな感じの、シリアスでプラスなイメージらしいんですよ。
たとえばgritty resolution で「固い決意」ってことなんですって。鉄とか岩じゃないのね~砂なんですねぇ。不思議ですね。文化の違い??
・・とか言いつつ誤訳だったらすいません(^^; 正反対の意味になっちゃうのよねぇー。

参照→英語雑貨屋さん。すごく助かりました。これからも頼らせていただこう・・・

テーマ: 洋楽歌詞対訳 - ジャンル: 音楽

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。